WEEK END
メジャーデビューアルバム『BLUE BLOOD』収録曲のリメイク版。アレンジが一新され、ギターソロや曲後半部分が異なるほか、ピアノやストリングスも新たに導入されている。 ライブでは必ず演奏され、後期のライブでは、更にアレンジを変えて演奏された。 テーマは自殺であり、タイトルの「WEEK END」は「週末」に「終末」をかけたものである。 後に発売される『Rusty Nail』(1994年)はこの曲の続編にあたる。 ちなみにPVではHIDEが頭を抱えて死亡、PATAが酔いつぶれて死亡、TAIJIが銃殺、YOSHIKIが自殺とTOSHI以外全員死ぬという展開になっている。TOSHIが死なないのは「死に様が似合わない」から。またHIDEがある番組で公言したことによると「TOSHIは高いビルから落ちてもケロっと起き上がるような人だから」という事らしい。なお、この演出はおよそ4年の時を経て1993年にPVの続きがコンサート上で披露された。その場でTOSHIは心臓を撃たれて死ぬ。この演出はコンサートタイトル「X JAPAN Returns」にちなんだもので、髪を逆立てた『XのTOSHI』が死に、メンバーソロコーナーを挟んだ後にX JAPANとして初の新曲でもある『ART OF LIFE』で新たに金長髪の『X JAPANのTOSHI』が誕生するという意図で製作されたもので、12月30日のみ行われた。このステージはひとつのコンサートで二つのTOSHIが見える唯一のものともなっている。 なお、発売当時には在籍していなかったHEATHはこの曲をXの曲で好きな曲の一つに挙げている。理由はコーラスでTOSHIが寄って来るのが嬉しかったかららしい。