Daisylight
SATOMI'個人通算第三張正式大碟《Daisylight》,集結了自出道以來至今所有的限定配信單曲共13首加新曲兩首《Joy of Love》、《The Last Lie》以及網路流傳本應該收錄於限定配信單曲《Spring》EP中的夢幻歌曲《Orange canvas -DJ Patife × Mad Zoo Orange sessions-》,全專輯曲目16首。這張專輯於日本發行時宣稱是SATOMI'(此藝名)的最後歌唱作品。\n\nSATOMI’名義の最終章!\n早くも3rd FULL ALBUMリリース決定!\n\n愛しくてどうしようもナイ・・・名曲「Joy of Love」\n\nSATOMI’ 名義最後のオリジナル作品!待望の3rd ALBUM早くもリリース決定!\n\n2005年UKデビューし、2006年邦楽アーティストSATOMI’、洋楽アーティスとSatomiと2つの顔を持ち国内デビューを果たし、今だロングランヒット中の1st FULL ALBUM 『Diamondlily』(ダイアモンドリリー)、そして前作同様オリコンインディーズチャート、iTunes R&Bチャート1位を獲得した 2nd FULL ALBUM『Angelite』(エンジェライト)から早半年、SATOMI'名義の最終章となる3rd FULL ALBUMのリリースが決定!\n\nこれまでiTunes R&Bチャート等TOP10にランクインしてきたに全配信限定楽曲を収録し、未リリース楽曲+新曲を加えたSATOMI’総決算のFULL ALBUM!\n\nファーストアルバム発売直後の2007年3月から地道に配信限定で発表してきた13曲と、M1「Joy of Love」とM11「The Last Lie」といった新曲あるいは未発表曲に、M15「Darlin'x2」とM16「Orange canvas」のハウスリミックスを加えた全16曲。なお、配信発表の13曲のうち、「Darlin'×2 feat. COMA-CHI」はカバーミニアルバムに収録されていることもあってか、今作ではフィーチャリングがCHRISになったハウスリミックスが収められている。\n\n果敢に配信のみのリリースをしていて、アルバムにも収めないしどうなるのかと思っていたのだけど、こういう形で発表するのね。\n\n全体的にはポップな曲調が多く、特にM1「Joy of Love」からの数曲は宇多田ヒカルにでも歌わせればいいんじゃないといった感じで、たいして面白味がない。ただそれでも聴いてしまうのは、M6「Beautiful Life」でも発揮させているややハスキーな歌声の魅力だ。伊秩弘将作曲によるM7「Spring」も悪くないものの、やはり歌謡曲であることは否めず、そうなるとLord Finesseも関わった「Time」のリミックスバージョン(M8)はビートボックスを活かした低音重視の腰の据わったトラックで楽しめる。\n\nセカンドアルバムにも収録されていた「Drive」のヴァージョン違いのM10では相変わらずDJ YUTAKAの太いビートが味わえる。SHIZOOが邪魔なのも変わらずだけど。ラッパーといえば、GEEKのOKIがM12「KISS」で参加している。この曲がこのアルバムで一番いい。サックスを大きく取り入れたジャジーなラブソングで、OKIは雰囲気を崩さず、かといって童子-TやSouljaのような意味無しのラップではなく、詩情豊かなリリックを紡ぎ出す。これを機会に引っぱりだこになっておかしくないぐらい、シンガーを立てつつも自らの存在を主張するいいラップだ。そういえばKEN THE 390もM3「Present」でラップしているが、まあ彼らしいラップではあるものの、イマイチ。\n\n微妙に気になるところでは、元FLYING KIDSの浜崎貴司と伏島和雄が作曲しているM13「Fly magic boy」なんてのもある。ホーンが大胆に導入された曲で、まあ出来も微妙。\n\nM14「Memory -夏色の宝物-」はシングルで聴いたときよりも、アルバムの中の1曲としての方が映える。いいメロディだ。\n\n最後の2曲のハウスリミックスは蛇足かな。全14曲でも十分お腹いっぱいだし、何より雑多な印象のアルバムになってしまう。\n\nSATOMI'のアルバムは毎回タイトルが面白いが、今作の"Daisylight"は、「希望」という意味の花言葉を持つデイジーと「光」のLightをくっつけて「希望の光」の意らしい。\n\n"SATOMI'名義最後のオリジナル作品"という宣伝文句があり、引退なのか、邦楽アーティストとしてのSATOMI'を捨て、洋楽アーティストとしてのSatomi一本でいくのか要領を得ないのだけど、ポップでキャッチーな歌メロ路線に行くのではなく、日本では数少ないちゃんとしたR&Bを歌う歌手のままでいて欲しい\n\nSATOMI'の3rdアルバム『Daisylight』(08.10.30)。\n2007年頃から精力的にリリースしている配信楽曲を網羅した半ベスト的内容の全16曲収録です。\n\nちなみにタイトルの「Daisylight」とは、希望を花言葉に持つデイジー(Daisy)に光(Light)をつけて、「希望の光」という意味を持たせたSATOMI'の造語だそうです。\n\n1. Joy of Love\nこのアルバム用の数少ない新曲の1つ。(着うたは9月24日から先行配信)\nすっきりとした味わいのメロディーにまっすぐ想いを綴った、王道アプローチをゆく耳あたりの良いラブソングです。\n\n2. One day\n今年の晩夏を彩った清潔感あるハウスR&Bナンバー。\nハウスの無機質さの中で醇美に息づくSATOMI'のソウルフルな歌唱が印象的です。\n2008年8月20日配信リリース。\n\n3. Present feat.KEN THE 390\n今アルバムに先駆けてリリースされた先行ナンバー。先月8日にメジャーデビューしたばかりのフリースタイルMC・KEN THE 390を迎えた、昨今の主流になりつつあるサイバー路線の愛らしいミディアムナンバー。\n2008年10月8日配信リリース。\n\n4. Crystal drops -Long version-\n1stアルバム「Diamondlily」に収録されていた楽曲の尺を若干伸ばしたロングバージョン。\n切ない旋律が涙を誘うSATOMI'の真骨頂ともいえる1曲です。\n2007年4月11日配信リリース。\n\n5. Show ur Love\n③ 同様今アルバムのパイロットシングルとして配信リリースされたディスコ調R&Bダンサー。低音のHookが渋いです(*´д`;) 不器用な男女の恋愛を「彼女はあなたを待ってる」とクールに激励するコンセプトは、Crystal Kayの「Candy」を彷彿させます。2008年10月1日配信リリース。\n\n6. Beautiful Life\nありふれた人生こそが素晴らしいと歌う彼女らしい普遍的なメッセージの込められた爽やかなポップチューン。メロディーメーカーには、倖田來未「Someday」やSE7EN「スタートライン」などに携わったSUPALOVEの江上浩太郎が登板しています。2007年10月24日配信リリース。\n\n7. Spring\n「出会いと別れ」の季節である春特有の繊細な感情を綴ったほろ苦い卒業ソング。\nちなみに今アルバム中最も速く配信リリースされた楽曲でもあります。\n2007年3月7日配信リリース。\n\n8. Time -Lord Finesse & Davel McKenzie remix-\n「Diamondlily」屈指の名曲を米MC/ProducerであるLord FinesseらがRemixした、初期配信楽曲の内の1曲。美麗な原曲とは打って変わった、シャープなHIP HOP SOULをご堪能あれ。2007年5月30日配信リリース。\n\n9. Innumerable answers\n彼女にしては珍しい、社会や世間の不純さと真っ向から対峙したシリアス・ソング。\nファンクイズムを押し出したトラックの上で、内容をテンポ良く畳みかけ訴えていく様は圧巻!\n2008年1月30日配信リリース。\n\n10. Drive feat.SHIZOO -Ready version-\n2ndアルバム「Angelite」収録のクールなコア・チューンの別Ver.。とは言っても、冒頭に新たにSHIZOOの煽り文句が挿入されている以外は、これといって目立った改変点は見当たらないというw \n2008年3月19日配信リリース。\n\n11. The Last Lie\nこれまで配信さえ行われていなかった貴重な存在の新曲。やりきれない別れを描いたメロディアスなR&Bナンバーになっています。特に女性の方は、よりリリックに共感出来るんではないでしょうか。\n\n12. KISS feat.OKI\n「あなたの蜜に 唇あてていい?」という刺激的なフレーズから幕を開けるエロ指数高めのブルースチューン。ウィスパーめにメロディーをなぞる歌唱や甘美なホーンのループは、まさに「反則」ですw \n2008年2月20日配信リリース。\n\n13. Fly magic boy\n80'sフレーバー溢れるキラキラトラックが目を引く最強フロアキラー。とにかく歯切れの良いメロが連なるHookが癖になります!配信リリースの中では、頭一つ抜きん出てお気に入りの1曲です。\n2007年12月26日配信リリース。\n\n14. Memory -夏色の宝物-\n②から一週間を経てリリースされた涼やかなロスト・ラブソング。\n「亡くなった彼氏へのレクイエム」という真意をリリックから汲み取ってからは、聴くたびにフレーズの1つ1つが切なくて、つい目頭が熱くなります。アコギやピアノが醸す素朴さが情感豊かでまた良いんですよね。2008年8月27日配信リリース。\n\n15. Darlin’×2 feat.CHRIS -DJ Kenkaida R&B House Remix-\n昨年末にリリースされたカバーアルバム「SINGS -Winter, and Luv-」にも収録されたヤイコのカバー曲を、鮮やかなR&Bハウスに転換させたRemix。担当したのは、今アルバムの初回盤DVDに収録されている、SATOMI'の楽曲によるNON STOP VIDEO MIX「SATOMIX」の監修も担ったDJ Kenkaida。2008年7月2日配信リリース。\n\n16. Orange canvas -DJ Patife × Mad Zoo Orange sessions-\nこちらは3rdシングルである「Orange canvas」を、DJ PatifeとDJ Mad Zooが軽快なドラムンベースに仕上げた初CD化Remix。トラック自体のクオリティは申し分ないですが、原曲の印象があまりに強いためか、聴いた当初は妙な違和感を抱いたのは内緒w\n\nこれまでに配信リリースされた楽曲をコンプリートしている画期的なコンセプトアルバムで、「配信楽曲をすべて購入していない」人や、「配信楽曲で SATOMI'に興味が沸いた」人にはまさに持ってこいなアルバムだと思います。ちなみに収録曲の約半分を既に購入していた俺も、結構楽しめました(・ ∀・)