pigeons
現代の長崎県を舞台に、そこで暮らす少年少女の青春を描いた、 PCゲームブランド”Littlewitch”が2007年12月に発売した作品、『ピリオド』。 本製品はそのサウンドトラックであり、 作品内で使用された曲及び、3曲のボーカル曲を収録しています。 爽やかな感じの明るくノリの良い曲や、少し寂しげな曲など、 彼らの喜怒哀楽を表現した曲群は、突出した部分はないものの、良い意味での スタンダードな仕上がりを見せており、個人的には 前半部に収録されている、彼らの日常風景を描くような、明るくテンポの良い曲が好み。 ボーカル曲は、このジャンルとしては珍しい、 男性ボーカル曲を2曲採用しており、歌詞的には少し仰々しさを 感じる部分はあるものの、OPのテンポの良い曲、挿入歌のボーカルの力強さを 感じさせるバラード曲ともに、個人的には出来の良さを感じました。 また、EDは霜月はるか嬢のよく通る声を活かした、いかにもEDちっくな、 爽やかにしてテンポの良い曲も良かったです。 そういう意味では、個人的にはこれまでのLittlewitch作品の中でも、 一番のお気に入りのボーカル曲群になっています。