みっつのココロのえぐりかた
前作「syam2」より約1年半の沈黙を破る衝撃作にて問題作。お遊戯の時間はもうおしまい。乾いた瞳と潤んだ瞳を併せ持った syam の歌声は、そのやわらかな羊の皮をそっと脱ぎ始めようとしている。「みっつのココロのえぐりかたをここに、ひとつ」。自身のトラウマさえもクリエイティブに昇華したリード曲「フォリ・ア・ドゥ」。今作のEPアートワークもいつもながらsyam自らが創作し、その赤裸々なまでに衝撃的な内容のMVは、自身のバックグラウンドにある「日本映画をとても愛している」という観点から、この作品もそうしたいと考えsyam自らが監督・演者を務める。Collection BRAND《NIGATSU》のミューズとしてモデルに抜擢され、モデルとしての表現活動も続けている。なお、syamの魅力である歌声は、優しいや楽しい、POP以外の脆弱性や危うさを孕んだ歌詞を書く事により、そのマシュマロボイスの幅が広がっている。